投資論

2019年5月14日今日の相場コメント

令和になってからというものの、一度もプラス引けをしていない日経平均ですが、今日もマイナスで終わりました。
高値から約1500円ほど下げている日経平均ですが、ニュースを見ると「米中貿易紛争で経済悪化懸念」と耳にタコが出来るほど言っています。

これらのニュース見るたびに、

米中貿易戦争で経済悪化なんて本当にあるか~~?

と私は思っちゃうのですが、皆さんどうですか。
いや、そりゃ影響がまったく無いわけではないですよ。
実際ダウは下がってますし、

グローバルに展開している製造業なんかは打撃が大きいと思います。

ただ、このニュースだけで、「リーマンショック級の危機が来るか?」と問われると、

いや…ないでしょ…

と思うわけです。

そもそも経済の低迷とは、イコール流動性の低迷である、というのが私の経済理論なのですが、
流動性の低迷が起こっているかどうかのシグナルは、
コモディティ市場が大きく調整するかどうかです。

ご存知のように、ここ最近は原油の値上がりが凄まじく、
暴落している状況ではありませんね?

という事は、

アメリカも中国も、貿易戦争貿易戦争と言いつつも、
懸念が発生すると財政政策と金融緩和を同時に行っており、

まさにケインズ政策を積極的に行っているからこそ、経済危機には至っていないと考えられます。

ここが日本の政治と違って上手く経済回してるな~と感心するところなのですが、
アメリカも中国も、自国の経済網の発展のために、流動性を確保した政策をうまく回してるんですよ。

まぁ、お互い強気に出てるな~とは感じますが、

交渉の場に立っているお互いの言い分はこんな感じなのでしょう。

米国が強気な理由

関税引き上げの影響が相対的小さいから?ではない。

今後2兆ドルというインフラ投資法案を控えているから。
事実、民主党と4月30日に2兆ドルのインフラ投資法案の検討で合意している。
財政拡大が控えている以上、経済危機のリスクは小さいと考えられます。

ただ、貿易紛争はグローバル企業にとってはマイナス影響。
特に製造業は厳しいかな、と。

逆に言えば、アメリカの内需企業には追い風です。
金融商品を買うならアメリカの内需企業にしておきましょう。

中国が受けて立つ姿勢を示している理由

中国は内需拡大路線に経済政策をすでに方向転換しているから。
中国が以前のように輸出に依存するだけの経済構造なら米国との経済対立は深刻ですが、既に中国は5年前も前から内需拡大という量よりも質を重視した経済政策に移行しています。
この状況で財政政策と金融緩和を同時に行う政策を粛々と実行しているようなので、中国の経済が崩壊することは考えにくいのです。

以上のことから、
今回の下落相場は絶好の買い場と考えることが自然だと思われます。

今日はこの辺で。それでは。