【投資の極意を学ぶ】投資を始めた人に読んで欲しい本の紹介

どうも、みつぼしです。

本日は私が証券会社で働くようになって「投資の極意を教えてくれた本当に役に立つ本」を紹介していきたいと思います。
投資初心者レベルだった自分が、投資のプロに近づけた本を厳選してチョイスしたので、ご興味持った方は是非読んでみてください。
まず記念すべき一冊目はこちら。

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉―株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉
―株式投資の不滅の真理
バートン・マルキール (著), 井手正介 (翻訳)

「株式投資の不滅の真理」と書かれていたのと、ネットでの口コミが大変好評だったので読んでみた一冊です。
この本の結論を一言で書くと、

ETF投資が個別株や投資信託よりも優れているという結論でした。

つまり、パッシブ運用がいかにアクティブファンドより優れているかを昏々と説いた一冊となってました。

株式市場で過去に起きた事象と株価の関係を学ぶことができるので、特に投資初心者にはおススメの内容ではありましたが、最終的な結論はやっぱりそこか~と個人的には可もなく、不可もなくの内容だったと感じました。
参考にできるかな、と思った点を淡々と下記に書いていきます。

●分散投資は30銘柄で十分である
→ポートフォリオに30銘柄を組み入れた時点で、非シスマティック・リスクがかなり取り除かれ、そこからさらに分散投資を行っても、リスクはあまり低下しなくなる

●第12章 財産の健康管理のための10か条
→この章はすべての投資家に役立つアドバイスを10項目にまとめてくれたものです。この章だけは、必読をおススメ。

①元手を蓄えろ→元手がなければ元も子もない話。
②現金と保険で万一に備えよ→個人が入るべき保険の種類と、節税効果のセールス・ポイントを教えてくれる。

この本が提唱する投資家に役立つアドバイス10項目

①個人が入るべき保険の解説

個人が入るべき保険:家と家財、自動車保険、健康保険と傷害保険である。

②生命保険についての解説

パターン①:

保険料が高いタイプ。
死亡時の保険金と同時に資産増殖に役立つ節税効果あり。

保険料のうち、貯蓄部分が稼ぐ収入は課税されない。
退職貯蓄プログラムで免税特典を使い切った人には魅力的な節税商品となる。

パターン②:

保険料が安い掛け捨てタイプ。単に死亡時に契約した保険金が支払われるもの。

③現預金で資産を持つ場合の心構え

現預金でもインフレ・ヘッジ→MMF・大口定期預金証書(CD)・インターネットバンキング・短期国債を駆使せよ。

④節税対策と年金制度の活用について

退職投資勘定(IRA)・401K・自営業者の年金プランがいかに優秀な制度かの解説。
アメリカの制度が中心の話なのですが、日本に置き換えると「確定拠出年金」つまり、iDeCo(イデコ)の事ですね。

⑤運用目標をはっきりさせることの大切さ

目的のない「運用」はいかに失敗のもとかの解説。
何年後にいくら作る、という明確な目標を持とうという話。

あたりまえだけど、大事な話です。

⑥マイホームの活用について

不動産は最も強力なインフレ・ヘッジ。

⑦債権市場に注目

ゼロ・クーポン債は将来の債務返済のマッチングに便利。

つまり、将来の特定期日にまとまった返済がある場合、その期日を満期とするゼロを返済額に等しい額だけ購入して保有すればいい。
個人投資家にはノーロードの債権ファンドがおススメ。
高税率の投資家には免税債ファンドがおススメ。

耳寄りな話:インフレ調整国債
ジャンク債・外国債・債権に似た株式を組み入れることも検討するとなお良し

⑧金、ダイヤ、書画骨董、コレクター・アイテムについての話

株や債券など伝統的金融資産以外の現物資産も持つことは大事だよっていう話。特に戦争などの有事の時は現物がモノを言いますからね。うん、その精神はわかる。大事。

⑨投資にかかるコストに目を配る

コストの意識を持たないとせっかくいい運用をしても目標リターンに届かないよっていう話。
ただ、この手の話は最近の証券会社間での手数料無料化合戦を見てると、普通もしくは平均以上の証券会社は結構コスト落としてくれていると思いますよ。小口資金での投資であれば手数料無料なところなんぼでもありますからね。
インデックス投資のみで運用している人はあんまり意識しなくていいんじゃないですかね。

⑩分散投資が大原則

投資の大原則。ひとつの場所に卵を盛るな、というお話。
株式と相関係数が低いことからリスクを減らすためにREITをポートフォリオに組み込むことが大切。

「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読んだまとめ

「個別株式」からは若干離れる(ある意味真逆な)投資手法の話が大半でしたが、
日本において運用資産の67%、米国においては37%がパッシブ型の運用方法で占められていますからね。

ファンダメンタル分析はあんまり当てにならない、という内容の記事には大いに反論はありますが、
パッシブ運用の投資手法は学んでおくべきだと思いますし、
そうした観点で見れば一番詳しく、そして説得力のある教科書的な一冊です。

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
バートン・マルキール(著) 井手 正介 (翻訳)
¥3,980円 (2022年4月3日調べ)