ネット証券の選び方【同業者目線のアドバイス】

この記事は、数あるネット証券についての詳細情報とレビューについて解説しています。

みつぼし
けど、ネット証券のランキングってどこも同じような評価なんだけど本当?
ぴぃ
やっぱSBI証券か楽天証券のどちらかなの?他はどうなの?
という疑問について、10年以上証券会社に勤めた私が、同業者からの目線での証券会社の選び方について説明していきます。

レビューについては、同業種で働いていた私が感じていたことを忌憚なく書きました。
どこのネット証券で口座を開いて、どうやって投資を始めるのか迷っている人に参考になれば幸いです。

【この記事を書いてるのはこんな人】

証券会社で商品組成に関する業務に10年従事。株、債券、投資信託の商品性のスペシャリスト。今は財務に関するお仕事をしているので財務・会計・税金にも強くなりました。

お金の勉強を初めてから初心者を脱し、中・上級者を目指す人に向けてのポイントを発信。もちろん、初心者にも分かりやすい情報も。【AFP(ファイナンシャルプランナー)/上級相続診断士】資格保有。

証券会社を選ぶ時の確認すべきポイントとは

\ 証券会社を選ぶ時の確認すべきポイント /

1:手数料
2:商品数の豊富さ
3:発注ツールの利便性
4:流動性の確保
5:情報の取りやすさ
6:運用戦略の豊富さ
7:海外移住時の対応
8:入出金の便利さ
証券会社を選ぶ時のポイントとしては、以上の8つの点を重視すべきです。
手数料を重視するのは皆さん、割と出来ていると思うんですけど、個人的には証券会社を選ぶ基準は商品数の多さと運用戦略の豊富さを重視すべきです。
何故か。
最近流行りの米国株投資や、投資系インフルエンサーがしきりにすすめているレバナスやオルカンなど、ちゃんと証券会社を選ばないと「その商品、扱ってない」が発生します。
レバナスは、NASDAQ-100指数の値動きに対して、2倍になることを目指した投資信託です。 NASDAQ-100指数は非常に成長性の高い株価指数のため大きなリターンを期待できる一方で、レバレッジをかけているため大きな損失が出るリスクもあります。
特にレバナスなんかは、海外ETFですので、海外ETFを取り扱える証券会社で無いと取扱いしていません。
そして海外ETFは、証券会社内部で米国系の税金にべらぼうに強い専門家がいるところか、もしくはそういった米国の税金・法律の助言をしてくれる取次会社と契約をしている証券会社でないとそもそも取扱いできません。なので、ある程度規模のある証券会社でないと厳しいです。
なので、証券会社に口座を開く前に、自分が証券会社でどんな商品で運用していくか?という明確なビジョンは持った方がいいです。
ただ投資初心者からしたら、この辺の「自分にあった投資方法」が理解できるには経験が足りないと思うので、小額でも取引できるところか、日本株と米株が取扱いできる証券会社を選んでおけばいいと思います。では実際にそれぞれのネット証券会社の詳細を見てみましょう。

SBI証券

 判断基準項目 SBI証券の内容
1:手数料 10万円…99円
50万円…275円
100万円…535円
米国株の取引き最低手数料0円も有
2:商品数の豊富さ 取扱投資信託銘柄数…2,676銘柄
取扱外国株…9か国
外国に上場しているETF・REITも取引可能
3:発注ツールの利便性 専用スマホアプリ有
4:流動性の確保 PTS取引有(指値注文のみ)
外株はマーケットメイク
5:情報の取りやすさ
6:運用戦略の豊富さ 日本株未単元でも買える「S株」制度有
日本株・米国株の貸株制度有
7:海外移住時の対応 一時的な移住の場合は保管管理はOK。ただし、取引制限有。
永住の場合は口座閉鎖処理。
8:入出金の利便性 ATM・銀行窓口は振込手数料顧客負担。
・即時入金サービス
・リアルタイム入金サービス

 

SBIネオトレード証券

 判断基準項目 SBIネオトレード証券の内容
1:手数料 10万円…88円
50万円…198円
100万円…374円
2:商品数の豊富さ 取扱投資信託銘柄数…10銘柄
外株不可
3:発注ツールの利便性 専用スマホアプリ有
4:流動性の確保 PTS取引不可
5:情報の取りやすさ やや良
6:運用戦略の豊富さ ポイント投資可(Tポイント)
7:海外移住時の対応 国内非居住者になる場合は取引不可。要売却・移管・出金。
8:入出金の利便性 ATM・銀行窓口は振込手数料顧客負担。
インターネットバンキングのクイック入金設定をしていれば振込手数料無料の上24時間OK。

 

LINE証券

 判断基準項目 LINE証券の内容
1:手数料 10万円…99円
50万円…275円
100万円…535円
※いちかぶ(単元未満株)は無料
2:商品数の豊富さ 取扱投資信託銘柄数…33銘柄
取扱外国株…1か国
3:発注ツールの利便性 LINEからLINE証券へアクセス
4:流動性の確保 PTS取引有
5:情報の取りやすさ
6:運用戦略の豊富さ 1株から買えるいちかぶ(単元未満株)可
米株も0.1株から買える
7:海外移住時の対応 原則口座閉鎖の手続き要。
8:入出金の利便性 ・LINE PAYからの入金
・クイック入金
・銀行振込(振込手数料は顧客負担)

 

松井証券

 判断基準項目 松井証券の内容
1:手数料 10万円…0円
50万円…0円
100万円…1,100円
2:商品数の豊富さ 取扱投資信託銘柄数…1,584銘柄
取扱外国株…1か国
外国に上場しているETF取引可
3:発注ツールの利便性 専用スマホアプリ有
4:流動性の確保 PTS取引有
2022年2月より米株取引可
(反対売買・IFD可)
5:情報の取りやすさ
6:運用戦略の豊富さ 日本株貸株制度有
7:海外移住時の対応 一般口座での預りのみ。特定口座は閉鎖手続き要。
8:入出金の利便性 ・ネットリンク入金(手数料無料)
・らくらく振替入金(手数料無料)
・定期入金(手数料無料)
・銀行振込(手数料顧客負担)

 

楽天証券

 判断基準項目 楽天証券の内容
1:手数料 10万円…99円
50万円…275円
100万円…535円
2:商品数の豊富さ 取扱投資信託銘柄数…2,673銘柄
取扱外国株…米国・中国・ASEAN
外国に上場しているETF取引可
3:発注ツールの利便性 専用スマホアプリ有
4:流動性の確保 PTS取引有
5:情報の取りやすさ やや良
6:運用戦略の豊富さ 日本株貸株制度有
ポイント投資可(楽天ポイント)
SPUプログラムが使える
ロボアド・IFA
7:海外移住時の対応 一時的な移住の場合は保管管理はOK。ただし、取引制限有。
永住の場合は口座閉鎖処理。
8:入出金の利便性 ・らくらく入金
・リアルタイム入金
・通常振込入金
・自動入出金

 

GMOクリック証券

 判断基準項目 GMOクリック証券の内容
1:手数料 10万円…90円
50万円…260円
100万円…460円
2:商品数の豊富さ 取扱投資信託銘柄数…135銘柄
外株不可
3:発注ツールの利便性 専用スマホアプリ有
4:流動性の確保 PTS取引有
5:情報の取りやすさ やや良
6:運用戦略の豊富さ 日本株貸株制度有
7:海外移住時の対応 海外の滞在期間が6か月以上の場合は、恐れ入りますが、口座解約の手続き要
8:入出金の利便性 ・インターネットバンキングからの入金
・金融機関・ATM
・証券コネクト口座からの自動入金
・取引口座間の振替

 

岡三証券オンライン

 判断基準項目 岡三オンライン証券の内容
1:手数料 10万円…108円
50万円…385円
100万円…660円
2:商品数の豊富さ 取扱投資信託銘柄数…552銘柄
取扱外国株…1か国
3:発注ツールの利便性 専用スマホアプリ有
4:流動性の確保 PTS取引不可
5:情報の取りやすさ やや古
6:運用戦略の豊富さ 単元未満株可
ビットコイン可
7:海外移住時の対応 国内非居住者になる場合は取引不可。要売却・移管・出金。
8:入出金の利便性 専用振込口座(振込手数料無慮)