仕事を頼みたい人と仕事をしたい人をマッチングさせるクラウドソーシングと呼ばれる業態の中で、代表的な企業と言えば「クラウドワークス」と「ココナラ」だと思います。
この大副業時代に、会社の給料以外に収益をと考えている方が登録するサービスとして有名な2社ですが、どっちに登録した方がいいのか迷っていますか?
この記事は、クラウドワークスとココナラ、どっちに登録すべきか迷っている人向けに、2社の違いをわかりやすくまとめている記事になります。
この記事を書いている人は、2023年より副業としてクラウドソーシングとココナラに登録し、実際に業務委託を受けた&業務委託を行った人が書いています。
両者の両サービスを実際に経験したうえで、どっちがいいのかを比較検討しております。
皆様のご参考になれれば幸いです。
ココナラとクラウドワークスの5つの違い
- サービスの性質の違い
- 手数料の違い
- 案件の取り方の違い
- 対象ユーザーの違い
- 仮払いシステムの有無の違い
サービスの性質の違い
ココナラ
個人が特技とする業務をサービスとして出品し、購入者からの依頼を受けるスタイル。
多様なサービスを出品でき、クリエイティブな仕事やコンサルティングなど、自らのスキルを活かしてサービスを提供することが出来ます。
クラウドワークス
クライアントが仕事を投稿し、フリーランサーがその仕事に応募する形式。
主にウェブデザイン、プログラミング、ライティングなどの仕事が中心です。
手数料の違い
ココナラ
売上の22%を手数料として取られます。
ただし、この手数料割合は内容によって変動する場合もあります。
クラウドワークス
報酬額に応じて5%~20%の手数料がかかります。
ココナラとクラウドワークスでは、手数料の料率に違いがあります。
ココナラの方は、通常売上の22%とされていますが、売上金額の金額により、手数料率が変動するようです。
- 50,000円以下の売上…手数料25%
- 50,000円以上~100,000円以下の売上…手数料20%
- 100,000円以上の売上…手数料10%
一方、クラウドワークスの手数料は、報酬額の金額の範囲により異なります。
- 100,000円以下の報酬…手数料20%
- 100,000円以上200,000円以下の報酬…手数料10%
- 200,000円以上の報酬…手数料5%
ココナラとクラウドワークスを比べると、クラウドワークスの方が報酬額が高い案件ではより低い手数料率が適用されます。
報酬が20万円を超える案件の場合はココナラよりクラウドワークスを選んだ方がいいですね。
ただし、クラウドワークスは案件に応じて手数料率が明確に設定されており、ココナラよりも詳細な手数料体系を持っています。
詳細はクラウドワークスの公式HPで確認しましょう。
いずれにせよ、自身の活動にあったより低い手数料率で収益が得られる方を使い分けた方がよさそうです。
まとめ
高額案件を扱う場合はクラウドワークスの方が手数料が低いため有利だが、ココナラは多様なサービス出品で独自の市場を作ることが可能になる。
自分が「どんな仕事をしたいか・どのくらいの報酬で仕事をするか」で使いやすいほうを選ぼう。
案件の取り方の違い
ココナラ
自身のスキルやサービスを出品し、購入者の反応を待つスタイルです。評判が重要で、口コミや評価が多いほど受注しやすくなります。
クラウドワークス
案件に直接応募し、採用される形式です。
すぐに仕事を始められる可能性が高いです。
対象ユーザーの違い
ココナラ
クリエイティブなスキルや特殊な知識を持つ個人が、それを活かしてサービスを提供したい場合に適しています。
クラウドワークス
ウェブデザイン、プログラミング、ライティングなど、一般的なフリーランスの仕事を探している人に向いています。
仮払いシステムの有無の違い
ココナラ
仮払いシステムが無く、完全納品後の支払が基本です。そのため、クライアントに飛ばれるリスクがゼロではありません。
クラウドワークス
仮払いシステムがあり、作業開始前にクライアントが支払を行い、万が一の場合も受注者に報酬が支払われる仕組みがあります。
ココナラとクラウドワークスどっち?の疑問への回答
ココナラ
「自分の得意」で仕事を請けられるので受け身派でも仕事が来る可能性が。実績をアピールできるなら有利。
クラウドワークス
コンペ形式のため初心者でも応募できるし実績を上げるにはこっち。
結論、コレです。
ですが、ココナラとクラウドワークスの両違いを比較してみて、やはり自分が思う成功への王道パターンはコレだと思います。
「ココナラもクラウドワークスも両方登録してみる」
フリーランスや個人事業主、副業をしているワーカーの中には「ココナラとクラウドワークスどっちも登録している」ワーカーが実は多いんです。
例えば、文章を書くことが得意な人は「ライター」として両クラウドサービスに登録しておいて、クラウドワークスのコンペ形式で仕事を請け、実績が出たものをココナラでアピールし、仕事が来るのを待つ…
という手法が王道で成功する道だと思います。
なので、ココナラとクラウドワークスのどっちに登録しようか迷っている方への結論アドバイスは、どっちも登録しておいた方がいいよ
です。
どちらに登録しても、別に登録料が取られるわけでもないため、本気で仕事をしたい人は迷わず両方登録しておきましょう。
まとめ
以上が、ココナラとクラウドワークスのどっちがいいのか?に対するアンサー記事でした。
副業をこれから頑張りたい、という方の参考になれたら幸いです。