クラウドワークスってやばい?って本当?
オンラインの人材マッチングプラットフォームであるクラウドソーシングサービスを提供する「クラウドワークス」。クラウドソーシング会社としては最大手の会社です。
昨今の副業ブームで、「私もクラウドワークスに登録して副業してみようかな…」と考えるあなたへ。
SNSやネット検索で、「クラウドワークスはやばいらしい」という意見を聞いたことはあるでしょうか。
この記事では、クラウドワークスの何がやばいと言われているのか、副業や仕事をしたいあなたが登録しても大丈夫な企業なのかを解説します。
「ちょっと登録してみようか考えている」
そんな人に参考になれれば幸いです。
クラウドワークスはやばい?
それでは、本題です。
クラウドワークスはやばいのか?
クラウドワークスがやばいと言われる主な内容は、ネットでの声を総括すると以下の内容となります。
- 単価が安すぎてやばい案件がある
- クライアント、もしくはワーカーと突然連絡が取れなくなることがある
- 納品をしたのに報酬が支払われなかった
- 犯罪まがいのやばい案件がある
単価が安すぎてやばい案件がある
クラウドワークスには常にこんな案件が掲載されています。
仕事内容 | 仕事のボリューム | 報酬 |
---|---|---|
Webコンテンツ用のライティング | 1記事1,000文字程度 | 1記事150円 (文字単価0.1円以下) |
Webサイトの素材作成 | ECサイトの商品画像300枚作成 | 1枚10円 |
クラウドワークスでライター業をやろうと考えている人には厳しい現実なのですが、クラウドワークスでライター初心者が比較的仕事を請けられるのは文字単価0.1円~0.5円という案件です。
クラウドワークスという仲介業者を通して発注してます。
1記事350円で10記事契約という感じで。
自分はエンタメ系と商標系、ドラマ系で発注しました。
2人と契約して、今書き方教えてます。これがまた大変です。
文字単価0.1円~0.5円という案件で、1万円を稼ごうと思うと単純計算で2万文字~10万文字を書く必要があります。
これではとてもじゃないですが稼げませんね…
ライターの例を出しましたが、それ以外でも明らかに「相場より安すぎる」という仕事の案件が多く目につくようです。
クライアント、もしくはワーカーと突然連絡が取れなくことがある
最初はスムーズに案件のやり取りをしていたのに、ある日突然連絡が途絶える・返事がなくなるというやばい案件があるようです。
非常にまずい。クラウドワークスで採用したライターが音信不通になった。仮払いもしてる、納期も連絡来てる、クライアントに納品できないでしょ。早く連絡くれれば代役立てれたのに。信用していただけに悲しくもある。プロなら連絡だけはすべきと思う。
クラウドワークスのとあるクライアントさん今週中に今後のスケジュールをご連絡しますと連絡来てはや2週間が経過。めったに怒らない私でもさすがにイライラ。継続依頼やったけど今回で打ち切る連絡をしようかなと🥲前の担当者さんは丁寧やったからめちゃめちゃ残念や~、、
クラウドワークスには「連絡催促機能」というものがあるのですが、その機能もあまり役に立たず、連絡が取れなくなるケースはクライアント側もワーカ側にもあるようですね…
長年クラウドワークスで仕事を請け負っているワーカーさんは、「連絡が丁寧で分かりやすく迅速なクライアント」としか仕事をしないと決めている方もいらっしゃいます。
このようなやばいクライアントややばいワーカーに出会わないようにするためには、仕事を頼む・請け負う前にしっかりとやり取りし、「連絡が取れなくなるような非常識な相手ではないかどうか」を見極める必要があるようです。
納品をしたのに報酬が支払われなかった
こちらも悲劇に見舞われた例です。
【先方が未払いでバックれました😱】クラウドワークスで契約したクライアントが2週間音信不通です。事務局から連絡催促しても連絡来ません。2記事入稿までしてるので作業分は支払ってもらいたいです。この場合次に何をしたらいいでしょうか?皆さまの知恵を貸してください😭🙏🏻
一応、クラウドワークスには「仮払い機能」があります。
もしすでに仮払い済みでしたら、運営に問い合わせると強制的に仮払い分の支払いをしてもらえます。
この対応は、クラウドワークスの規約にきちんと「連絡が取れなくなった時」の対応として書かれているんですよね。(ただし、契約がキャンセルすると権利を失います)
ですから、未払いが発生したら自分から取引をキャンセルしたりはせず、まずは運営側に相談しましょう。
犯罪まがいのやばい案件がある
これがナンバーワンでやばい案件かもしれません。
とあるクライアントと仕事の契約をしたら、仕事の内容は「YouTubeで上がっている動画をダウンロードし、他の動画サイトへ無断アップロードする」という内容だった
というようなトンデモなやばい案件があるようです。
また、最近話題の詐欺の受け子のような仕事も普通に存在しているようです。
このような仕事を「仕事だから」と受けてしまうと、仕事を行ったあなたが犯罪を犯した犯罪者として警察に逮捕されることになりますので、絶対に手を出さないようにしましょう。
報酬が妙に高い・甘い言葉で誘ってくる…そんな案件は最初から警戒し、仕事内容を仕事を請ける前に細かく確認し、犯罪に加担しないようにしましょう。
クラウドワークスに登録するのはヤバそうだからやめた方がいいのか?
ここまで読んできたあなたは、「クラウドワークスってやばいではないか」とお思いかもしれません。
ですが、ここで上げた例は極端な例で、きちんと普通に仕事をしてもらいたいクライアントやワーカーさんがほとんどであると思います。
それでも、「やばい案件はある」と知っていると、いざ自分がそんなやばい人にぶち当たった時に冷静に対処できると思いますよ。
ここからは、クラウドワークスに登録するメリット・デメリットについて解説していきます。
クラウドワークスに登録するメリット
クラウドワークスのメリットとしては、以下の通りです。
- クラウドソーシング会社としては国内No.1の規模なので案件がとにかく豊富
- クラウドワークスで仕事が取れだすと個人の実績が増える
- 実績を積み重ねていくと仕事のスカウトが来るようになる
クラウドワークスに登録するデメリット
クラウドワークスのデメリットとしては、以下の通りです。
- 最初の仕事を取るまでのハードルが高め
- 上記に挙げたように、「やばい案件」もある
- 自分から営業しないと仕事が取れない
メリット・デメリットを見ても、クラウドワークスに登録する価値はあるように思えます。
クラウドワークスってこんな会社
2011年に創業したクラウドワークスですが、クラウドソーシング会社として国内No.1の実力を持つ会社です。実際どんな会社でしょうか?
クラウドワークスの会社データを見てみましょう。
登録者数 ※2021年3月時点 | 495万人 |
登録企業数 ※2021年3月時点 | 79.5万社 |
流通取引総額 ※2021年9月時点 | 157億円 |
創業 | 2011年11月11日 |
会社の特徴 | スキルシェア事業が収益の柱。一部上場企業。 クラウドソーシング会社としては登録者数・取扱事業数・流通取引額ともに国内No.1の会社。 |
グループ事業 | ●CrowdWorks…国内No.1のクラウドソーシングサービス ●Crowdtech…エンジニア・デザイナー領域 ●BizAsst…アシスタント事業領域(オンライン業務特化型) ●CrowdLinks…副業求人領域(ハイクラス特化型) ●CODEAL…即戦力IT人材のマッチングサービス ●ClowdLog…クライアント向けSaaS ●LinksAgent…プロフェッショナル副業・兼業人材マッチングサービス ●みんなのカレッジ…ワーカー向けスキル教育 ●PARK…30秒で作れるあなたのスキルECサイト ●メンバーペイ…オンラインの会員管理・月額決済プラットフォーム |
登録者数が495万人という数字は流石と言えます。
と言いますのも、現在副業を希望する人の総数は700万人と言われていますから、「副業をしたい」と考えている労働者の半分はクラウドワークスに登録していることになります。
クラウドワークスの特徴としては、自分のスキルを売りたい労働者が「欲しい」と思えるサービスを様々な角度で展開している点です。
クラウドソーシング事業だけでなく、エンジニアやデザインの専門性の高いスキルに強い会社と言えるでしょう。
まとめ
以上、クラウドワークスはやばいのか、の検証でした。
結論としては、「やばい案件もあるけれども、やばい案件に当たらないように自衛しながら真面目に実績を積み上げられればメリットは大きい」という点です。
働き方はここ数年で大きく変わってきました。
この二つの存在をマッチングするためにクラウドワークスのようなクラウドソーシング会社は存在します。
少しでも家計の足しになればと副業を選ぶワーカー。
スキルの高いワーカーに仕事を依頼したいクライアント。
これからの働き方が問われる時代を生き残るために、まずは登録して自分の経験値を上げてみる、という行為は、とても大事だと私は思います。
それでは、よいワーカー人生を。