大容量のパソコン用モバイルバッテリーを探していますか?
モバイルバッテリーといえば、思い浮かぶメーカーはAnker製のものとCIO製のものが思い浮かびますね。
どっちも評判のいいモバイルバッテリーメーカーですが、どっちを買ったらいいか迷っている人へ。
この記事は、パソコン用の10000mAh~20000mAhの大容量モバイルバッテリーを買うならAnkerかCIOのどっちがいいのかを比較検討してみた記事です。
皆様の参考になれれば幸いです。
パソコン用モバイルバッテリーAnker製とCIO製比較する項目
- 容量3種類別に比較(10000mAh~20000mAh)
- 価格と重量、大きさの比較
- 容量、パススルー対応、PD対応の有り無し、出力について
- 両モバイルバッテリーの口コミ比較
- 結論
パソコン用モバイルバッテリー AnkerとCIOどっちか?比較検討
パソコン用モバイルバッテリーで迷うとしたら、
Ankerの733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)とCIOのSMARTCOBY TRIO 65Wの2商品だと思います。
この2つの商品を比較することで、Anker製とCIO製のどっちがいいのか比較検討してみよう。
価格と重量、大きさの比較
Anker 733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)
14,990円
サイズ:111×63×31mm
重さ:約320g
CIO SMARTCOBY TRIO 65W
9,680円
サイズ:180×100×30mm
重さ:約410g
パソコン用のモバイルバッテリーを購入する上で、まず大事なのは価格と、持ち運ぶ前提のものなのでモバイルバッテリー本体の大きさと重さです。
価格に関してはAnkerの733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)の方が高く、メーカー価格は14,990円。
対して、CIOのSMARTCOBY TRIOは9,680円という1万円以下の価格です。
この価格差は結構大きいかもしれません。
価格だけで見たらCIOの方を買いですね!
ですが、大きさと重さを比較すると、
実はAnkerよりCIOの方がでかいし重い…!
これは下の容量について詳しく書きますが、容量の差もあるようです。
Ankerは10000mAhの容量だけど、CIOは20000mAhの容量ですね。
容量が大きい分、どうしても大きく・重くなってしまいます。
でもCIOは容量もAnkerより倍の量あるのに値段がAnkerより安いのはすごいですね。
容量について比較
Anker 733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)
基本容量:10000mAh
実用量は7,200mAhくらい。
ロス率は27%の前半。超優秀。
CIO SMARTCOBY TRIO 65W
基本容量:20000mAh
実容量は14,000mAhくらい。
ロス率は30%程度。
パソコン用のモバイルバッテリーを検討するとき、どうしても考慮したいのは容量です。
というのも、パソコン1台をフル充電するには一般的に15000mAhは欲しいところ。
この観点でAnkerの733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)とSMARTCOBY TRIO 65Wを比較すると、
Ankerの方はそもそも10000mAhの容量が公式が公称している容量の数字。
一方、CIOは20000mAhの大容量モバイルバッテリーですから、CIOの方がパソコン用のモバイルバッテリーにするには優れていると思います。
Ankerの方はメーカー数字が10000mAhだと、ロス率考えると7200mAh程度。
一般的なパソコンだと半分程度しか充電できない数字です。
ただ、このロス率、モバイルバッテリーの分野ではとっても優秀な数字なので、別に「ダメ」っていうわけではないんですけどね。
CIOはメーカー数字が20000mAh、ロス率30%前後ですから、14000mAh。
最新版のSurface Proとかのパソコンなら13000mAhでフル充電できますから、CIOのSMARTCOBY TRIO 65Wがあれば安心という人は多いかもしれませんね。
大きさと重さと値段と容量を考慮しての今のところの結論はこう。
- 大は小を兼ねる!容量大きい方がモバイルバッテリーは安心!という人はCIO製がおすすめ
- 最低限足りないパソコンのモバイルバッテリーになってくればいい、コンパクト派の人はAnker製でもアリ
パススルー対応、PD対応の有り無しについての比較
Anker 733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)
パススルー対応:〇
PD対応:〇
CIO SMARTCOBY TRIO 65W
パススルー対応:〇
PD対応:〇
パソコン用モバイルバッテリーとしておススメの
Anker Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)とCIO SMARTCOBY TRIO 65W。
両モバイルバッテリーとも、パススルー対応とPD対応はしています。
パススルー対応とは
モバイルバッテリー本体をコンセントに差しながらパソコン端末の充電も同時にできる技術のこと。
PD対応とは
USB Type-Cのコネクタに適応した給電規格のことで、急速充電が可能かどうかを判断する時に見る対応です。
両方対応しているということは、
AnkerのモバイルバッテリーもCIOのモバイルバッテリーも、コンセントに差しながら給食充電も可能なモバイルバッテリーである、ということが分かります。
ちなみに、コンセントに差しながら充電する時の出力量と、モバイルバッテリーとして使用しているときの出力量が細かく違うので、常に急速充電できるわけではありません。
この点については以下に詳しく書きます。
出力についての比較
Anker 733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)
USB-C1 | 30W |
USB-C2 | 30W |
USB-A | 22.5W |
モバイル全体3ポート利用時 | 18W |
充電全体3ポート利用時 | 1ポート45W 合計65W |
CIO SMARTCOBY TRIO 65W
USB-C1 | 18W |
USB-C2 | 65W |
USB-A | 12W |
トータル可能出力 | 95W |
充電全体3ポート利用時 | 65W |
※別途別ケーブル必要
電力の出力量についてAnkerとCIOのモバイルバッテリーについて比較します。
パソコン用モバイルバッテリーを選ぶにあたって、出力量を細かくチェックすることは大切です。
なぜなら、パソコンはパソコンのメーカーごとに最低限必要な出力量が異なり、あまり弱すぎる出力量のモバイルバッテリーだと最悪充電さえされません。
スマートフォンは充電できるのに、パソコンは充電できない、という現象が起こります。
そうならないために、自分が使うモバイルバッテリーの出力量は、パソコン用に使うのであれば数字が大きいパワフルな出力を出すモバイルバッテリーを選ぶ必要があります。
では早速、AnkerとCIOのモバイルバッテリーの出力について比較してみます。
特筆すべきなのは、CIOのモバイルバッテリーの方はMax65W、トータル出力95Wの出力が可能な点です。
これはとても出力が高く、パワフルな数字なので、どんなパソコンにも急速充電が可能となります。
一方、Ankerのモバイルバッテリーの方は1ポート基本の出力が30Wです。
コンセントに差しながらであれば1ポートMax45W、合計で65Wの出力が可能ですが、モバイルバッテリーとして使用した場合、3ポート使ってしまうと、1ポートあたり18Wしか出力されません。
20W~18Wno出力でも大抵のパソコンは充電が可能ですが、急速充電はされません。
DELLのノートパソコンだと45Wの給電が必須ですので、モバイルバッテリーでの出力は30Wですから、そもそも充電さえされない、という悲劇が発生します。
その点、CIOのモバイルバッテリーは65Wの出力を誇りますから、どんなパソコンでもOK。
この点はCIOのモバイルバッテリーの方がいいな、と感じる点ですね。
あと、もしCIOのモバイルバッテリーにする場合はケーブルもセットに買った方がいいと思うので置いておきます!
Surface+CIOを使うなら充電用ケーブルはこれがおすすめ
他PC+CIOを使うなら充電用ケーブルはこれがおすすめ
ポートやその他について比較
Anker 733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)
USB-C
USB-A
3ポート
CIO SMARTCOBY TRIO 65W
USB-C
USB-A
3ポート
まとめ
以上、パソコン用モバイルバッテリーを選ぶならAnkerのPower Bank(GaNPrime PowerCore 65W)とCIO SMARTCOBY TRIO 65Wのどっちがいいか?の比較記事でした。
結論を言うと、デカさと重さに耐えられるなら機能的に優秀なのはCIOの方。
Ankerの方はオールラウンダーにまとまった機能を持っているが、容量と出力がイマイチ(CIOと比べればの話)なのでその点許容できる人にはおすすめは出来る。
これが結論です!
私の考えですが、やっぱりCIOの400g越えはちょっと重すぎる…
と思ったので自分が選ぶなら多分Ankerの方です。
でもCIOのモバイルバッテリーもめちゃくちゃ容量あるし出力がパワフルなので断然おススメです。
皆さんも、自分がどの点をこだわりたいか考えて選んでみてください。
よきモバイルバッテリーに出会えて仕事が滾りますように…!