「モバイルバッテリー」 それはスマートフォンやパソコン、
その他電子機器の電源が切れそうになった時、
コンセントが無くても充電の出来る救世主。
出張で色んな所へ行くビジネスマンや
スタバでMacbook広げたいフリーランスや学生さんには必須アイテムになっています。
昔から数多くモバイルバッテリーは出ていますが、今日は「anker」というメーカーが出しているモバイルバッテリーに焦点を当て、どのモバイルバッテリーがおススメかをまとめていきます。
Anker モバイルバッテリーを比較して、新のおススメはこれだ!
早速ですが結論です。私が考えるAnkerのモバイルバッテリーを比較し、本当におススメなのはこちら!
なぜこの順位になるのか?をこれからご説明しましょう。
Ankerというメーカーについて
そもそも、Ankerってどこの会社?と疑問を持っている人へ。答えは「中国」です。
親会社は中国・深セン発の企業で、「安克創新化技(アンカー・イノベーション)が正式名称となります。中国市場にも上場しています。(300866/SZ)
Ankerという企業についてはコチラの記事でも詳しく書いています。
もともと、Amazonやネット通販でスマートフォン用の充電機器を販売していた電気機器メーカーですが、今や売上約2,800億(2022年12月期決算より)のグローバル会社です。売上高の地域別割合を見てみると、半分が北米、欧州が2割、日本が1割とほとんどが海外で稼いでいる会社です。
「中国」の会社となると身構える方も多いかもしれませんが、Ankerブランドは日本に進出して10年ほど。Ankerの代表者曰く、「創業当初は充電器に本気で取り組む企業が少なく、誰も充電器でブランドを作ろうとは思っていなかった。なので、高品質の商品を開発しECで販売したところ、口コミが積み重なって指名買いにつながり、ブランドを確立することが出来た」とインタビューで話しています。
まったくもってその通りで、今やモバイルバッテリーの分野では大きなブランドとなっています。
Ankerモバイルバッテリーの選び方のポイント
「モバイルバッテリー」と一口にいっても、種類が豊富にあるので、いったい何を選んだらいいか迷いますよね。
特にAnkerのモバイルバッテリーは
低価格のモバイルバッテリーから高性能・高出力・大容量バッテリーまで、
かなり商品幅が広いため、詳しくない人は戸惑うかもしれません。
WebのECサイトで検索してみても、表示に英数字が入っていて、これが何を意味するのかさっぱり分からない人のために、 簡単にモバイルバッテリーの選び方について解説します。
まず、 モバイルバッテリーの選び方のポイントとなるのは4つ。
- 容量から選ぶ
- 充電されるまでの時間で選ぶ
- 充電したいデバイスの「型」が合うかどうかで選ぶ
- 充電とバッテリー機能が同時にできるものを選ぶ
モバイルバッテリーの選び方①容量から選ぶ
モバイルバッテリーの容量は、「なに」を充電したいかを基準に選びましょう。
これを判断するためには、貴方が持っているデバイスはどのくらいのバッテリー容量が必要か、その目安を知っておくことが大切です。
一般的に言われている、1回のフル充電に必要なバッテリー容量の目安はこちら。
デバイス | バッテリー容量(目安) |
---|---|
スマートフォン | 2000~3000mAh |
タブレット | 5000~12000mAh |
デジタルカメラ | 600~2000mAh |
ノートパソコン | 15000mAh~ |
「mAh」という単位は、バッテリーの容量を表す単位です。
とりあえずこの数字を頭に叩き込んでおきましょう!
★バッテリー容量は30%~40%無駄になることを前提に選ぶ
モバイルバッテリーの容量を選ぶ時にもう一つ頭の片隅に置いておきたいのが、「バッテリーの容量は、表示の数字MAXを想定してはいけない」ことです。
バッテリーの容量は、使用する日の基本や湿度によって容量が変動します。
一般的に言われているのは、「表示容量から30%~40%の容量は無駄になると思え」
例えば、5000mAhの容量のあるモバイルバッテリーを買ったとします。普通のスマートフォンの充電なら、2回充電できると思うかもしれませんが、 実際には5000mAh-30%分ですので、3500~3000mAh程度しか充電ができないと考えましょう。
それなら、5000mAhのモバイルバッテリーはスマホの充電は1回が限界だね。
これはAnkerのモバイルバッテリーだけの話でなく、モバイルバッテリー業界全体に言えることです。
むしろAnkerのモバイルバッテリーは品質は高いので、その辺のバッテリーより多く充電できますのでその点はご安心ください。
★電池残量0%からの充電はNG
こちらはAnker公式がアナウンスしている注意点なのですが、0%まで使い切ってフル充電をすると、過度な振れ幅でデバイスに負荷がかかってしまう恐れがあると警告しています。
これは、最近のデバイスの電池はリチウムイオン電池が中心だからです。リチウムイオン電池は、電圧の振れ幅が大きいとデバイスに大きな負荷がかかってしまう恐れがあります。
そのため、Ankerは「約50%~80%に電池残量を保つよう」に推奨しています。
一昔前までは、電池残量がある状態で充電をする「継ぎ足し充電」の方がデバイスの電池の寿命を短くする要因であると言われていました。
ニッケルカドミウム電池の場合、継ぎ足し充電を繰り返すと一定の電池残量で電圧が低くなる「メモリー効果」と呼ばれる現象が起きていたんですね。なので昔は電池を使い切った0%から充電を行う方が良いとされていたのですが、 今はまったくその逆。
充電が0%になる前に、むしろ50%を切るくらいで充電を保つ工夫をする必要があります。
覚えておきましょう。
モバイルバッテリーの選び方②充電されるまでの時間で選ぶ
とにかく早く充電したい人は「PD対応」のものを選びましょう。
商品説明欄に「PD対応」という表示がある。これどういう意味?
と疑問に思う人も多いのでは。
PD対応とは、英語で(Power Delivery)と書きます。
USB type-Cのコネクタに適応した給電規格のことを言います。
どゆこと?と思うかもしれませんね。
実は今までモバイルバッテリーからデバイスを繋ぐケーブルはUSBポートが主流でした。ところが、USBポートの場合、流れる電気の量は最大7.5Wでした。これがUSB type-cのケーブルの場合、なんと100Wまでの電力に耐えられる!
流れる電気の量が一気に増えるので、当然、充電が完了するまでの時間も短くなります。
これが「PD対応」という意味。
一般的には、「PD対応」のモバイルバッテリーはスマホの充電時間が4分の1になると言われていますので、充電時間にこだわりたい人は是非「PD対応」のモバイルバッテリーを選びましょう。
モバイルバッテリーの選び方③充電したいデバイスの「型」が合うかどうかで選ぶ
貴方が持っている端末と、モバイルバッテリー側の出力ポート・ケーブルが合うかを必ず確認しよう 基本的な出力ポートと、よく使われる端末の表がこちら。
出力ポートの種類 | よく使われる端末 |
---|---|
USB Type-A | ●主にパソコン側に接続されることが多い。 ●最も標準的な規格。 |
USB Type-C | ●最近発売されているAndroidスマホ ●AppleのMacbookやiPadタブレット |
Micro-USB | ●Androidスマートフォンやタブレットが多い。 |
Lightning | ●AppleのiPhoneやiPad、AirrPods |
出力ポートの種類に関しては、ソフトバンクのサイトで詳しく解説されているので、 自分の持っているデバイスの出力ポートが分からない人は確認しておきましょう。
外部URL:USBケーブルの種類について
モバイルバッテリーの選び方④充電とバッテリー機能が同時にできるものを選ぶ
本体をコンセントに差しながら、スマホやパソコン端末の充電も同時にできる「パススルー対応」のものを選ぶと便利です。
Ankerのモバイルバッテリーがおススメの理由
- 実は充電器に特化した目の付け所がAnkerなメーカーが作ったバッテリーだから
- 高性能・高出力・大容量モバイルバッテリーに定評がある
- 外に出るworkerの軽量化に役立つ
- 外で仕事をする人にとっては間違いなく「神デバイス」
Ankerの創業者である陽氏は、北京大学とテキサス大でコンピュータサイエンスを学び、米Googleでソフトウェアエンジニアとしての勤務経歴をもつエンジニア。
資金調達したお金のほとんどを、技術開発に充ててきました。
これが功を制し、競合メーカーと一線を画す「Ankerしかできない商品」を生み出してきました。
ココがすごいぞAnkerの高技術
- 複数種類の機器を効率的に充電するための電流調整技術
- 高性能パワー半導体で充電を小型化
Anker製品を使い始めると、今まで重い充電用機材を運んでいた苦労はなんだったのかと多むほど荷物の軽量化に成功します。
デバイスごとの複数の専用充電器、 モバイルバッテリー、 それを繋ぐためのケーブル、 コンセントに差し込むための専用ケーブル…etc …
これらをたった1台で何役もこなせるモバイルバッテリーがAnkerの製品では出来てしまいます。
あなたはAnkerのモバイルバッテリーと、デバイスを繋ぐケーブルを持っていくだけ。
しかも、Ankerのモバイルバッテリーは、複数のポートが備えられているものが多いですから、 複数人のグループ、友人たちで充電を同時に行えることが出来ます。
携帯の充電が無い!と嘆く友人を一瞬で助けられるヒーローになれますね!
このようなモバイルバッテリーとして優秀な製品なのは、 Ankerの高い技術開発の賜物です。
Anker製に関する不安な点について
高い技術を持つモバイルバッテリーを提供しているAnkerですが、手放しで称賛できるかというと、ちょっと懸念事案もあります。
Anker製品への懸念事案
- 中国メーカーのネットワーク機器への警戒感
- 2022年11月、モバイルバッテリーの設計と製造段階で不備が見つかり、発火事件が発生
特に、22年の発火事件は、ニュースでも大きく取り扱われていました。
これに対し、Ankerはカスタマーサポートを内製化しており、 消費者の声を品質管理やプロダクトチームに反映する仕組みを作っています。近年では、Ankerの店舗が東京表参道に出展され、より消費者とコミュニケーションをとろうという企業努力が垣間見れるため、私は割と好感的な目で追っています。
実際、気になる人は店舗に足を運んでみましょう!
Ankerモバイルバッテリーおススメ商品を比較してみた
ではさっそく、Ankerのモバイルバッテリーおすすめ商品を見てみましょう!
733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W) | 511 Power Bank | PowerCore Fusion 10000 20W | PowerCore 10000 PD Redux 25W | PowerCore 10000 | |
---|---|---|---|---|---|
パススルー対応 | あり | あり | あり | なし | なし |
PD対応 | あり | あり | あり | あり | なし |
重量 | 320g | 170g | 290g | 194g | 180g |
出力ポート | USB Type-A USB Type-C | USB Type-C | USB Type-A USB Type-C | USB Type-A USB Type-C | USB Type-A USB Type-C |
容量 | 10000mAh | 5000mAh | 10000mAh | 10000mAh | 10000mAh |
価格 | 14,990円 | 4,990円 | 5,990円 | 3,990円 | 2,900円 |
Anker 733 Power Bank(GaNPrimeシリーズ PowerCore 65W)
- スマホからパソコン、Macbookまで急速充電充電できるパワーがある。
- 3ポートの出力口が嬉しい。
- パススルー対応なのでコンセントがあるところでなら無限に仕事できる。
- これ一つあればスマホ専用・パソコン専用の充電器がいらなくなり1本化できる。
- まじで神が与えたもうたデバイス。
Anker PowerCore Fusion 10000
- 最近のiPhone、Androidのスマホ、iPadなどのタブレット用に最適なコンパクトモバイルバッテリー。
- パソコン類は使用できないので注意。
- パソコンは使えないけどパススルー対応なのでコンセントがある所なら無限に仕事できる。
- コンパクトなbodyが嬉しい。
ちなみに、このFusionシリーズはよりコンパクト化・パワーアップ化したモデルが登場してます。
3,000円多く払ってコンパクト化と高速化を選ぶかの選択になってくるんですけど、最低限の機能でその浮いた金額分、ケーブル類とかを揃えるのに使った方が良いのでは?と思ったのであえてこちらの旧型を上げさせてもらっています。
デザイン的にも新しい521の方がカワイイ色が揃っているので、最初からこっちで揃えたい人は是非どうぞ。
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W
- 最近のiPhone、Androidのスマホ、iPadなどのタブレット用に最適なコンパクトモバイルバッテリー。
- パソコン類は使用できないので注意。
- Fusionシリーズとの違いはパススルー対応がついていない点。
- 同じ容量でちょっと外出時のお守り用モバイルバッテリーにするならこの値段はぜんぜんあり。
Anker PowerCore 10000
- 伝説はココから始まった…Ankerのモバイルバッテリー商品群の中で最もベーシックで基本なのがコレ。
- スマホ対応のみ。PCには使えません。
- 最も基本的なモバイルバッテリーではあるが2口の出力ポートと10000mAHの大容量でこの値段はバグってる。
- とにかくスマホの充電だけしたいんです、という人にはとりあえずコレっていう商品。おススメ。
Anker 511 Power Bank
- コンパクトbodyながら、MacBook Airまでも充電可能!
- ただ、USB Type-Aの出力ポートが無いのが痛い。
- まぁでもスマホ1台分気軽にモバイルバッテリーを持ち歩きたいライト層にはこれさえ買えばばっちり。
Ankerモバイルバッテリー、結局おススメはどれ?
長い長い説明でしたが、ここで最初の画像に戻ります…
ここまで読んでくれた人には、私がこのランキングを作成した意図がご理解できると思います…
1位にAnker 733 Power Bank
時点でコンセント一体型のAnker PowerCore Fusion 10000
3位にこちらもコンセント一体型でコンパクト設計ながらそこそこ使えるAnker 511 Power Bank
コンセント一体型がついていないベーシックラインのモバイルバッテリーは表彰台にはのっでいませんが、コンセントいらん、最低限モバイルバッテリーの役割を果たしてくれればいい、価格も低いしこっちでいい、という人用ですね。
いずれにせよ、自分がどれくらいの範囲でモバイルバッテリーを使うか、よく考慮して商品を選んでみてください。
結論・まとめ
以上、Ankerモバイルバッテリーのおススメ比較の記事でした!
皆さんのモバイルバッテリー選びの参考になれれば恐縮です!
ではまた!
惜しみません!