モバイルバッテリーの購入を検討していますか?
モバイルバッテリーといえば有名なメーカーはAnkerとCIOです。
この2社のバッテリーどっちを買うか迷っている人へ。
この記事は、モバイルバッテリーの容量順に、Anker製とCIO製の2種類の製品を比較している記事です。
どっちを買うか迷っている人の参考になれれば幸いです。
10000mAhモバイルバッテリーAnker製とCIO製比較する項目
- 容量3種類別に比較(10000mAh)
- 価格と重量、大きさの比較
- 容量、パススルー対応、PD対応の有り無し、出力について
- 両モバイルバッテリーの口コミ比較
- 結論
10000mAhモバイルバッテリー AnkerとCIOどっちか?比較検討
10000mAhモバイルバッテリーで迷うとしたら、
AnkerのNano Power Bank(30W)とCIOのSMARTCOBY Pro CSBLECの2商品でしょう。
Anker製とCIO製のどっちがいいのか比較検討してみましょう。
価格と重量、大きさの比較
Anker Nano Power Bank(30W)
メーカー価格:6,490円
サイズ:104×52×26mm
重さ:約215g
CIO SMARTCOBY Pro CABLEC
メーカー価格:6,578円
サイズ:83×66×26.3mm
重さ:約198g
まず、基本的な値段、サイズ、重さの比較をしてみます。
値段に関してはAnkerの方がかろうじて安く、メーカー価格は6,490円。
対してのCIOのモバイルバッテリーはメーカー価格6,578円です。
金額に関してはどっちも大差はないですね。
サイズ、重さに関してもAnker製とCIO製に違いはないですが、
Anker製のモバイルバッテリーは細長い形状をしており、手に持った時にCIO製の四角形の形状より持ちやすいのが特徴と言えます。スマホを充電しているとき、スマホと本体を重ねて片手でも持ちやすいですね。
容量について比較
モバイルバッテリーの容量は、10000mAhの容量モバイルバッテリーの商品なのに同じなのでは?と疑問に思うかもしれませんが、実は実際図ってみると実容量は個体によって異なります。
同じ10000mAhの容量の商品ですが、AnkerとCIOの容量についての実力はどのくらいでしょうか?比較してみましょう。
Anker Nano Power Bank(30W)
実用量は5,800mAhくらい。
ロス率は40%の前半。
CIO SMARTCOBY Pro CABLEC
実容量は6,100mAhくらい。
ロス率は38.%程度。
両モバイルバッテリーも、10000mAhの容量があるモバイルバッテリーとして売り出ししていますが、
Ankerの実容量は測ると5,800mAh。
一方、CIOの実容量は6,100mAhでした。
ロス率を考えると、CIOのモバイルバッテリーの方が実は優秀です。
ちなみに、ロス率40%~30%は全然許容範囲。
むしろ、モバイルバッテリーは容量40%~30%は無駄になることを前提で選ぶのが常識です。
この考え方で言うと、どっちも優秀ですが、数字は嘘をつきませんからね。
どっちかというとCIOの方が容量は優秀ですが、どっちもスマホ2回分は余裕で充電できる大容量モバイルバッテリーです。
パススルー対応、PD対応の有り無しについての比較
Anker Nano Power Bank(30W)
パススルー対応:×
PD対応:〇
CIO SMARTCOBY Pro CABLEC
パススルー対応:〇
PD対応:〇
パススルー対応とは:本体にコンセントを指しながらスマホやパソコン端末の充電を同時にできる技術のこと。
PD対応とは:USB Type-Cのコネクタに適応した給電規格のこと。「急速充電」してほしいならこれに対応しているモバイルバッテリーを選ぶとよい。
残念ながらAnkerの方はパススルー対応にはなっていない。
充電しながらスマホやパソコンに充電供給はできないので気を付けよう。
一方、CIOの方はパススルーもPD対応もOK。
どっちも充電速度は同じくらい。30%まで減ったスマホなら大体1時間で充電完了できる。
出力についての比較
出力についての比較は、充電したい対象への充電が可能かどうかへの評価に直結します。
Ankerは30W、CIOは35Wがメーカーの出している数字ですが、実際その数字で出力されるのか比較してみました。
Anker Nano Power Bank(30W)
USB-C(付属)(公称値:30W) | 28.3W |
USB-A(公称値:22.5W) | 11.8W |
全体 | 24.9W |
CIO SMARTCOBY Pro CABLEC
USB-C(付属)(公称値:35W) | 33.5W |
USB-A | – |
全体 | 19.3W |
基本的に、出力30W~35Wは、スマートフォンへの充電出力規格です。PCへの充電は30W以上、できれば45W以上の給電出力のパワーが無ければ充電されません。
それを踏まえると、両モバイルバッテリーとも、スマホへの出力は概ね良好といえるでしょう。
ちなみに比較するときは、USB-Cポートの出力より、全体の出力数値を見た方がいいです。全体の数字を見ると、CIOよりAnkerの方が優秀と言えそうですね。
ポートやその他についての比較
Anker Nano Power Bank(30W)
USB-Cケーブル内蔵
液晶表示が便利すぎ
CIO SMARTCOBY Pro CABLEC
USB-Cケーブル 2ポート
最後に、ポートやその他の特筆すべき比較点について。
Anker製のモバイルバッテリーはケーブルが内蔵しているので、スマホと繋ぐケーブルを買わなくても良いです。ただ、モバイルバッテリーとコンセントを繋ぐケーブルは必要です。
一方、CIOのSMARTCOBY Pro CABLECはケーブル内蔵はしていないので別途購入する必要があります。(ケーブルが内蔵されているタイプもあります。)
そして最後に特筆すべき点なんですが、Ankerのモバイルバッテリーは液晶表示です。
これが便利すぎる。
CIOはこの表示が無いため、どれくらいバッテリーが残っているのか若干わかりずらいのですが、Ankerは後何%のバッテリーがあるのか分かるのが利点ですね。
まとめ
以上、AnkerのNano Power Bank(30W)とCIOのSMARTCOBY Pro CABLECのどっちがいいのか?の比較記事でした!
結論を言うと、
容量はAnkerよりCIOの方が勝るものの、その他の比較項目がほぼ互角なのと持ちやすさ・液晶の便利さでAnkerのモバイルバッテリーの方が使いやすいかな、とは思います。
値段もほぼ一緒ですしね。
モバイルバッテリーをどっちにしようか迷っている方へ参考になれれば幸いです!