モバイルノートパソコンの駆動時間がどれくらいあるかどうかは、モバイルノートパソコンを選ぶ際、重要になるチェックポイントです。
こんにちは。
金融のフルタイム本業の傍ら、漫画家アシスタントとブロガーの副業をしつつ子育てという母親業の4足のわらじを履くワーカー、管理人のみつぼし@satellite_mnrです。
出張の多いサラリーマンや外で仕事をすることが多いワーカーにとっては「充電が長持ちして動くPC」は必需品です。現状、駆動時間の多いモバイルノートパソコンをネットで検索すると、「おススメ」と言いながらただメーカーのパソコンを並べただけのゴミみたいなページしか出てこなかったため、自分で調べてすっきり情報を整理し直しました。
パソコン苦手・パソコン初心者の方にとって難しいスペックの仕様とか分からないんですよ… Coreの第何世代がどうとかGPUは何使ってるとかどうでもいいじゃないですか?
単純に、シンプルに、何時間動くパソコンなのか教えてほしい…という人向けの記事です。
あなたのパソコン選びの参考にしていただければ幸いです。
モバイルノートパソコンの駆動時間メーカー表示一覧表
それでは早速、各メーカーが出しているモバイルノートパソコンの駆動時間を見ていきます。
ノートパソコンの型番(種類)は、最近出ているノートパソコンで個人的に欲しいと思った型番を抽出しています。
【モバイルノートパソコン抽出基準】
- 基本的に画面が11インチ~13.5インチの小型ノートパソコン(持ち運び用重視)
- 現在売出中の売れ筋商品ピックアップ
- 軽量ノートパソコン重視
ちなみに筆者は小型で軽量なものを好む傾向があり、抽出しているノートパソコンは基本的に14インチ以内、軽量型のノートパソコンを厳選しました。逆に大きめの画面のノートパソコンの駆動時間が知りたかった人には申し訳ないです…
この記事は機動力重視のコンパクト軽量モバイルノートパソコンの駆動時間を調べているので勘弁してください…
気を取り直して、各メーカーごとの駆動時間を見ていきますよ。
メーカー名 | 商品名/公式HP | CPU/重量 | 駆動時間(メーカー表示) |
---|---|---|---|
NEC | LAVIE NEXTREME Carbon XC550/FAG →公式NECの商品ページ | 第12世代Core i5 1235U 約879g | 最長15時間駆動 最長24時間駆動 |
富士通 | FMV LIFEBOOK UH-X/H1 →公式富士通商品ページ | 第13世代Core i7 1355U 約689g | 最長11時間駆動 |
ASUS | ASUS ExpertBook B9シリーズ →ASUS Japan Inc. | 第12世代Core i5 1235U 約880g | 最長11時間駆動 |
Microsoft | Surface Laptop5(13.5インチ) →SurfacePC | Core i5/i7 約1,272g | 最長18時間駆動 |
Apple | MacBook air →公式Apple商品ページ | M2 約1,200g | 最長18時間駆動 |
HP | Pavillion Aero 13 G3 →HP ノートPC | AMD Ryzen7 7730U 約957g | 最長11時間駆動 |
Dell | Inspiron 13 Corei7 1360P・16G →公式Dell商品ページ | 第13世代Core i7 1360P 約1,240g | 最長14時間(?)駆動 |
NECのLAVIEすごいね⁉1キロ未満の軽さで24時間駆動は天才では?
最長24時間駆動は大容量バッテリーを搭載したモデルにした場合です。普通のやつは15時間です。注意です。
日本のパソコンメーカーであるNECが展開するLAVIEブランドはデザイン性も高く、女性にも人気だし性能も高いと評判ですね。駆動時間はピックアップしたノートパソコンの中で一番長い最長24時間。
この性能だけ見ると第一候補に入りそうです。
ただ、NECのLAVIEブランドは性能は高いのですが価格は若干高め・サポートが他社と比べて手薄という評判もあります。
ノートパソコンに詳しい人はいいけど、まったくの初心者や、パソコン苦手の人は厳しいかもしれませんね。
なるほど。富士通は同じく日本のメーカーですが、このノートパソコンは軽量化が素晴らしい。
第13世代のCore i7が入っているノートパソコンで、689gという軽さは驚きです。
iPad proの12.9インチとスマートキーボードFollioを合わせると684gですから、Apple製品と同じくらいの軽量ノートパソコンは消費者としては嬉しい性能です。ただ、駆動時間でいえば11時間。 NECを見てしまうと見劣りしますが、11時間も大したものですよ。
駆動時間でいえば、やっぱりMicrosoftとAppleの牙城はすごいですね。
重さは1キロ越えの1,200g以上ありますが、性能はやはりいいですね。
11時間じゃ若干駆動時間に不安が残りますが、18時間あると充電器を持たずに外出してもよさそうです。
個人的には第一候補Microsoft、第二候補富士通かな。後はお値段。財布と相談です…
モバイルノートパソコンのメーカー表示の駆動時間はあてにならない?
ここで一つ疑問が。
ノートパソコンのメーカーが出している駆動時間は、本当に参考になるのか問題です。
上記の表で最長〇〇時間と表示しましたが、この時間まで動くノートパソコンはあんまりないですよね…このメーカーの表示している駆動時間と、実際に動く時間のずれはどう考えたらいいでしょうか?
ノートパソコンのメーカーが表示している駆動時間は、一般的に参考になる情報ですが、完全に信頼できるとは言い切れません。ノートパソコンの駆動時間は、様々な要素によって異なる影響を受けるため、実際の使用状況や設定によって大きく変わることがあります。
ノートパソコンの駆動時間は、以下の要素によって影響を受けます。
- バッテリーのキャパシティ
- ハードウェアの性能
- ソフトウェアの性能
バッテリーのキャパシティ
バッテリーの容量が大きいほど、より長い駆動時間が期待できます。
一般的なノートパソコンの容量は10,000mAhが多いので、その1.5倍の15,000mAhを目安に選ぶとよいでしょう。
ハードウェアの性能
CPUやGPUの負荷、画面の明るさ、接続されたデバイスなど、ハードウェアの使用状況が駆動時間に影響します。
メーカー表示の駆動時間が11時間のノートパソコンをCPU10%、GPU7%の状態で駆動させたところ、4時間弱しか電源が持たなかったというレビューを書かれている人もいましたね。
ソフトウェアの性能 省電力モードやバックグラウンドで実行されているアプリケーションなど、ソフトウェアの設定も駆動時間に影響します。
メーカーが表示している駆動時間は、通常は理想的な条件下での推定値です。実際の使用状況や設定によっては、駆動時間が短くなることがあります。
これは筆者が感じるノートパソコンの駆動時間についての肌感覚の感想ですが、だいたいはメーカーが表示している駆動時間の2~3時間は短いと考えてよいでしょう。なら、駆動時間11時間のパソコンは8時間~9時間動けばいいところ、という事ですね。
それ以上ソートパソコンを持ち歩いて仕事をする場合、モバイル充電器を一緒に持ち歩いた方が良いでしょう。
ノートパソコンの駆動時間を長くするおススメモバイルバッテリー
ノートパソコンの駆動時間が続くか不安なのでモバイルバッテリーを持っていたい人に向けて、おススメのモバイルバッテリーをいくつかあげておきます。
おススメをあげる前に、ノートパソコンのモバイルバッテリーを選ぶポイントについて少し話しておきましょう。
モバイルバッテリーと一口に言っても、PCまで充電できるモバイルバッテリーを選ぶには、「PD対応」と表示のあるモバイルバッテリーが必要です。
「PD対応とは」
USB Type-Cコネクタに対応した給電規格のこと。
従来からあるUSBポートは最大7.5Wの給電に対し、PD対応のUSBからは最大100Wまで給電することが可能です。平たく言うとより多くの電気をUSBから流せる対応ですよ、という事です。
パソコンのように電力を食う機械は、スマホが充電できる充電器の給電の量では足りないという事ですね。
さて、このことを頭に置いて、モバイルバッテリーを見てみましょう。
今モバイルバッテリー界では、2大ブランドが圧倒的に強いです。
ズバリ、CIOとAnkerです。
この2大ブランドのモバイルバッテリーをとりあえず買っておけば間違いないですね。
ブランドが決まれば後は容量と重さと価格で自分に合うモバイルバッテリーを選べばいいですからね。
まずおすすめなのはこちらの「Anker 521 Power Bank」です!
最大45W対応のモバイルバッテリーとUSB急速充電の1台2役の性能を持つ商品です。バッテリー容量は5,000mAhでめちゃめちゃ大容量では無いですが、ノートパソコン1台程度ならこれ一台で十分まかなえます。
例に挙げてるのは色がブラックですが、女性に嬉しい5色から選べてカワイイ色が揃っています!
え!色カワイイ!
値段も手ごろなのでおススメのモバイルバッテリーですよ♪
まとめ
以上が、ノートパソコンの駆動時間についてでした。
最近のノートパソコンは性能がどんどん良くなっているのでどのパソコンを買ってもそこそこ仕事してくれると思います。あとは貴方の使い方次第です。
自分にぴったりのパソコンを手に入れてワーカーライフ、楽しんでください。
惜しみません!