Wi-Fiが遅い!原因と改善する方法【図解付き保存版】

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Wi-Fiが遅い原因と解決策

この記事はWi-Fiが遅い!
とイライラしている人の問題を解決するために書いた記事です。

  • Wi-Fiが遅くてイライラ!とにかく早く解決策を知りたい!
  • Wi-Fiが遅くて困るので改善方法を探している
  • Wi-Fiが遅い時のトラブルシューティング方法を教えて欲しい

こんな人向けの記事です。

こんにちは。
金融のフルタイム本業の傍ら、漫画家アシスタントとブロガーの副業をしつつ子育てという母親業の4足のわらじを履くワーカー、管理人のみつぼし@satellite_mnrです。

ネットがちょっとでも遅くなるとイライラしますよね。

Wi-Fiが遅い原因は様々にあります。
なぜあなたのWi-Fi環境が遅いのか?

原因をきちんと知って、Wi-Fi環境そのものを改善できたらきっと仕事やプライベートがもはかどるはず。

あなたのWi-Fiが本当に遅いのかどうか簡単にチェックできる方法はこちらの記事で詳しく説明しているので参考にしてください。

速度チェックできましたか?
それではWi-Fiが遅い原因を順番に見ていきましょう。

この記事を書いた人
  • ①金融の本業②漫画家アシスタント③ブロガー④3歳児のママの4足のわらじを履くワーカー
  • Microsoft・Apple大好き
  • ガジェット好き
設備投資は
惜しみません!
目次

Wi-Fiが遅い原因とは

あなたが今使っているWi-Fiが遅い原因は、大まかには以下の原因で遅いものと推測が出来ます。

Wi-Fiが遅い原因①ルーターの位置や設置環境が悪い

Wi-Fiが遅い時のやってはいけないルーターの設置位置
Wi-Fiが遅い時のやってはいけないルーターの設置位置

Wi-Fiが遅い原因として最も簡単に対応できるのがこの項目です。

一般的に、ルーターを置いている設置場所はリビングに置いている家庭が多いと思いますが、床や部屋の奥まった場所に置いてませんか?

ルーターの位置や設置環境を変えるだけでWi-Fiの速度を向上させることが出来ますよ。

基本的にWi-Fiの電波は上から下へ向かう方向が最も強く使えます。
なのでWi-Fiルーターを床に置いてしまうと、本来使えるはずの電波を逃してしまい、結果的にWi-Fiが遅く感じてしまうのです。

ですが、かといって高すぎる天井近くに設置してもNGです。

Wi-Fiのルーターは床より少し高い位置で、部屋の中央に配置するのが最も理想です。

また、Wi-Fiの電波を干渉してしまう電気製品の近くに Wi-Fiルーターを置いてしまうとWi-Fiの速度が低下してしまいます。Bluetoothを使うスマート家電系とは距離を離して置くようにしましょう。

部屋のインテリアデザインを優先するためにWi-Fiルーターを隠して収納してしまうのもWi-Fiを遅くしてしまう原因となります。なぜならWi-Fiの電波は木材・コンクリート・金属などの遮断物により 弱くなってしまうからです。

不格好かもしれませんが、Wi-Fiのルーターは収納しない方が良いでしょう。

Wi-Fiが遅い原因②建物の構造の問題

Wi-Fiが遅い原因として、建物の構造上、どうしてもWi-Fiの電波を遮断してしまい、家の特定の部屋や個所でWi-Fiが遅いと感じてしまう現象が発生します。

上の記事でも軽く説明しましたが、Wi-Fiの電波は木材・コンクリート・金属・水・断熱材などの遮断物があると電波が弱まってしまいます。

よって、リビングにWi-Fiルーターを置いてしまうと、二階の寝室や子供部屋ではWi-Fiの電波が弱くなり、遅いと感じてしまうのです。

壁や床の障害物でどうしてもWi-Fiの電波が入らず、遅くなってしまう場合、 Wi-Fi電波が障害物で遮断されないよう、各階に1台ずつルーターを用意する手法があります。

これを解決するには…
>Wi-Fiの中継器を導入する
Wi-Fiメッシュシステムを導入してみる

Wi-Fiが遅い原因③複数台のデバイスを同時接続している

Wi-Fiの電波は一度に接続できる台数が限られていることをご存じでしょうか。

今家庭で普及しているWi-Fiの電波は第5世代。
第5世代の電波は、実は最大4台までしか同時接続が出来ません。

4台以上のデバイスを接続する場合、5台目のデバイスは4台までのデータローミングが終わった後に繋がるようになります。

Wi-Fiが遅いと感じたら…要は、電波の順番待ちがおきている可能性が高いです。

スマホにタブレット、テレビにメインPC、サブPCなど 結構多くのデバイスに繋げてしまう方も多いと思います。一人暮らしならまだしも、家族が居れば家族分のスマホで4台なんて結構すぐ埋まりますからね。

第6世代と呼ばれるWi-Fi6からはこの一度に接続できるデバイスが倍の8台にまで拡大しました。まだ第6世代のWi-Fi規格ルーターを使っておらず、 第5世代のWi-Fi規格のルーターを使っているなら、Wi-Fiが遅いと感じても何ら不思議ではありませんよ。

これを解決するには…
>Wi-Fiに繋いでいるデバイスを減らす(不要な端末はWi-Fiを切る)
4台以上同時接続が可能な第6世代規格のWi-Fi 6ルーターに変更する

Wi-Fiが遅い原因④電波干渉が起こっている

Wi-Fiが遅いと感じるとき、電波干渉が起こっていることが原因であることも十分考えられます。

この理論を説明するにはまずWi-Fiの電波について詳しく説明しましょう。

Wi-Fiの通信規格であるIEEE802.11。
この規格にはさらに2種類の周波数帯があります。
ずばり、2.4GHzと5GHz。

それぞれの周波数帯にメリットデメリットがあります。

メリットデメリット
範囲:広い
障害物に強い
電波障害が起こりやすい
2.4Ghzのメリット・デメリット
メリットデメリット
速度:早い
電波干渉が起こりにくい
範囲:狭い
5.0Ghzのメリット・デメリット

2.4GHzの周波数では電波が届く範囲が広く、障害物にも強いため、比較的広い範囲でのWi-Fi環境構築には適していました。

一方で2.4GHzの周波数は、電波のチャンネル数が少ないため、電波干渉が起こりやすいというデメリットがあります。

5.4GHzの周波数は、速度も速く電波のチャンネル数が多いため電波干渉が起こりにくいことがメリットがありますが、あまり遠くのまで電波を飛ばすことが出来ず、狭い範囲でしか使えないというデメリットがあります。

以上の2種類のWi-Fi電波のメリット・デメリットを見るとピンときますね?

電波干渉が起きているからWi-Fiが遅いかもしれない…と思ったら…

みつぼし

もしかして、Wi-Fiを使いたい端末の電波受信の対応が2.4GHz帯しか無いのでは…?

それかBluetoothや電子レンジのマイクロ波が影響してる…?

こう考えるべきなのです。

Wi-Fiが遅いと感じた時、電波干渉が原因かもしれないと感じたら、解決策としては以下の通りです。

これを解決するには…
>電波干渉している機器とWi-Fiルータを出来るだけ離す

もしもWi-Fiが遅い原因が、電波干渉にあるかもしれない…
と思ったら電波干渉をしている機器を出来るだけ早く特定しましょう。

Wi-Fiルータを第6世代のWi-Fi6に変更することを検討してみる

Wi-Fiが遅い原因⑤インターネット回線の混雑が発生している

Wi-Fiが遅い原因として、そもそもWi-FiルータのWi-Fi電波が原因ではなく、インターネット回線自体に問題があるケースも可能性としてあります。

あなたが使っているWi-Fiルータが最近購入したWi-Fi6に対応する最新機種で、それでも遅いと感じる場合はインターネット回線の方になんらかの問題があると考えるべきです。

もしくはあなたが自宅ではなく公共のWi-Fiや ホテルや宿泊施設のWi-Fiがまったく繋がらない理由も、大体はインターネット回線の混雑が原因であることが多いです。

プロバイダの契約内容によっては、回線が混雑するとインターネット回線の通信速度を抑えたりするプロバイダもありますから、ご自身が入られているインターネットプロバイダ業者との契約内容はよく理解しておく必要があります。

これを解決するには…
>インターネット回線が混雑する時間帯を避ける
>プロバイダーから見直す

Wi-Fiが遅い原因⑥Wi-Fiルーターの故障・Wi-Fiルーターの性能スペックの問題

一番最初にWi-Fiルータの設置場所が悪いとWi-Fiがが遅くなる原因になることを書きましたが、設置場所が高温多湿な場所や風通しの悪い場所にあるとWi-Fiルータ機器そのものが壊れてしまい、Wi-Fiの速度低下をまねく原因になります。

また、あなたが使っているWi-Fiルータのそもそもの性能スペックの限界が原因であることも考慮すべきです。

Wi-Fiルータの規格について説明するには、そもそもWi-Fi電波規格の進化から説明した方が理解が早いと思いますので次に詳しくご説明します。

Wi-Fi電波規格の歴史からみるWi-Fiルーター機器の進化

Wi-Fi規格は以下の図のように年々進化を遂げてきました。

Wi-Fi最大通信料の推移

最近のWi-Fiってこんなに速度上がってんの⁉

みつぼし

そう。最新のWi-Fiルーターに変えるだけで速度がぐっと早くなるかもしれないから、要検討なんだよ。

Wi-Fiが遅いと感じたら…Wi-Fiを速くするための対処法

ここまで詳しく、Wi-Fiが遅い原因を述べてきました。

では、Wi-Fiが遅い原因が分かったら次はどうしたら早くなるのか、Wi-Fi環境の改善方法と対処方法についてご説明します。

Wi-Fi速度を上げる案①ルーターの位置や設置環境の改善

Wi-Fiが遅い原因でも軽く説明しましたが、最もお手軽に出来るのがこの案です。

Wi-Fiルーターを置いている位置を、よりWi-Fi電波が適切に届く位置に置けるか検討しましょう。

Wi-Fiルーターを置くのに最適な位置とは、以下の通りです。

  • 床より少し高い位置
  • なるべくWi-Fiを届けたい範囲(部屋)の中央に配置する
  • Bluetoothを使用するスマート家電から離れている場所

逆に、避けたいのは次のような配置の仕方です。Wi-Fiルーターを以下のような置き方をしている人は改善するようにしましょう。

  • 床の上
  • 風通しの悪いところ
  • テレビの裏
  • 天井近く
  • スマート家電の近く

このような場所にWi-Fiルーターを置いている人は 別の場所に置けないか検討しましょう。

Wi-Fi速度を上げる案②同時に接続するデバイス数の制限

Wi-Fiの速度を上げるために次に実践しやすいのがこれ。

Wi-Fiの電波は一度にたくさんのデバイスに同時接続できないので、今あなたが使っているデバイスのWi-Fiの速度を上げたいのなら、他の使っていないWi-Fiを受信するデバイスのWi-Fi受信を切るか、電源を切ってWi-Fiに同時接続するデバイス数を制限しましょう。

  • メインパソコンは出来るだけ有線LANにする
  • 使っていないスマホやタブレットのWi-Fi接続を切っておく

このような施策が有効です。

どうしても…使用デバイスの数は制限できない…

なんて人は、とっととWi-Fi6対応の次世代ルーターを導入することを検討しましょう。

Wi-Fi速度を上げる案③電波干渉対策アイテムを導入する

あまたのWi-Fiが遅いのは、電波干渉が起こっている可能性があるからです。

もしも電波干渉が発生していることを疑ったら、その電波干渉を起こす原因を取り除くか、電波干渉が起きにくいWi-Fi環境を構築する必要があります。

電波干渉を起こす原因を取り除くには、電波干渉している機器とWi-Fiルータを出来るだけ離すことが有効な手段です。

もし、これを試しても状況が改善しないのであれば、以下の方法を試す必要があるでしょう。

  • Wi-Fi速度を上げるために多少コストがかかってもいい
  • 良い環境を作りたい人向けです。

ずばり、今使っているWi-Fiルーターを最新式に変えてみましょう。

Wi-Fiの速度を上げる電波干渉アイテムを導入する方法としては、以下のアイデアがあります。

  • Wi-Fiルータを第6世代のWi-Fi6に変更することを検討してみる
  • メッシュWi-Fiシステムの導入
  • 建物の構造に合わせたWi-Fiアンテナの導入

Wi-Fiルーターの規格は実は最近すごく進化している

Wi-Fiの環境改善アイデアに関してはこちらの記事で詳しく書いていますので、良かったらご覧下さい。
どのWi-Fiルーターがおススメなのかも記載しています。

Wi-Fi速度を上げる案④インターネット回線の契約プランの見直し

この方法は最終手段になります。
上記のWi-Fiが遅い原因を特定し、改善方法やWi-Fiが早くなる方法を実践しても状況が良くならない場合、あなたの契約しているインターネット回線自体が悪いのかもしれません。

その場合は、より早く、より安定的なネット回線を提供する プロバイダ業者に変更することを検討してみてはいかがでしょうか。

Wi-Fiが繋がっているのに遅いときのトラブルシューティング方法

最後に、Wi-Fiが急に遅くなった・Wi-Fiが繋がっているのに遅いというトラブルシューティング的な簡単な解決方法について書いておきます。

以下の方法は応急処置的と言いますか、一般的なWi-Fiが繋がらない時の対処法ですので、以下の方法を試しても状況が良くならない時は上に挙げた方法を検討するようにして下さい。

ルーターの再起動

まずは基本から。
Wi-Fiが繋がっているのになんか遅いという場合、一時的な機械トラブルの可能性がありますので、Wi-Fiルーター機器の再起動をしてみましょう。

方法としては簡単です。
Wi-Fiルーターの電源を引っこ抜き、10秒数えたのちに電源を入れてください。

これでWi-Fiの状況が改善するかどうか、様子を見ます。

ネットワーク設定の確認

次に、ネットワークの設定を確認しましょう。
以下にWindows10での確認の仕方を記載します。

[スタート]>「設定」>[ネットワーク設定> インターネット]を選択します。

ネットワーク接続の状態が上部に表示されます。
ここでWi-Fiのマークが見当たらなければ、何らかの不具合でWi-Fiの接続が切れていることを意味します。

逆に、Wi-Fiのマークがあり、繋がっているようなのに、
インターネットを見れない・ローミングから画面が動かない状態は、
Wi-Fiの電波の問題というよりは元のインターネットの回線の混雑等を疑います。

ウイルススキャンの実行

たまにですが、あなたがWi-Fiを使用している端末が Wi-Fi等を介し、ウイルス等の大規模データをダウンロードしている途中のためWi-Fiが激重になる現象があります。

ウイルス等の不具合を起こすデータが入っていないか、ウイルススキャンを実行して確認することも大切です。

トラブルが発生しているサイトやアプリの特定

急にWi-Fiが繋がらないという不具合は、直前に使っていたサイトやアプリから大規模なデータを あなたの端末にダウンロードする際等に発生することがあります。

この現象が原因だと考えられるとき、その大規模データのダウンロード自体を止めるか、サービスを利用しているサイトやアプリを閉じてみましょう。

ルーターのファームウェアのアップデート

最新のファームウェアに更新することで、Wi-Fiルーターの不具合が修正されたり新機能が追加されたりします。

いつも通りWi-Fiを使っているのに急に動作が遅くなったと感じたら、貴方の使用しているWi-Fiルーター機器の最新のフォームウェアが更新されていないか確認しましょう。

多くはメーカーの公式HPで確認できます。

Wi-Fiルーター機器の主要なメーカーの公式HPへのリンクを載せておきますので、 確認してみてください。

まとめ

どうでしたか。

Wi-Fiが遅い原因と改善方法について解決できましたか?

Wi-Fiのある生活に慣れてしまうと便利ですが、Wi-Fiの世界も日々進化しています。

最新のWi-Fiの世界を知れば、Wi-Fiが繋がらない理由も、どうしたら早く快適なWi-Fi環境を作れるのかもご理解いただけると思います。

では、よいWi-Fiライフを!

Wi-Fiが遅い原因と解決策

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この記事を書いた人

1歳半を育てながらフルタイム勤務で働く34歳ワーママ。専門は金融商品の組成業務と財務会計系。MicrosoftのofficeとApple製品マニア。フルタイムと副業と子育ての両立実践中。

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