仕事効率を上げるためにWi-Fi環境を見直してみませんか?を提案する記事です。
- 自宅の回線速度が光回線なのに遅いと感じる
- プロバイダーからの無償Wi-Fiルーターを使い続けている
- 自宅のルーターは古い規格のものをそのまま使っている
それ、Wi-Fi機器を見直すだけでネット環境が劇的に良くなりますよ。
在宅勤務が主流になり、
家族全員でスマホやタブレットでネット動画を見る
そんな生活が当たり前になった今。
自宅のネットが速く快適に使える
という状況は必須です。
特に仕事で使うネット環境・Wi-Fi環境は、
ネットの速さがそのまま仕事が出来るかできないかの評価にも直結してきます。
仕事効率を上げるWi-Fi環境の見直し方法について分かりやすく説明します。
Wi-Fi環境を改善するならアクセスポイントを最新のものに変えてみよう
Wi-Fi環境をよくするための結論はこれです。
Wi-Fiのアクセスポイント(ルーター)を最新スペックのものに変えるです。
●プロバイダー提供の無償のルーターを使っている方
●古いAirMacを使っている方
などはここを見直すだけで劇的にWi-Fiの通信速度を上げることが出来ます。
Wi-Fi環境改善のための検討項目としては以下の2点があげられます。
- お手軽:Wi-FiルーターをWi-Fi 6モデルに変更してみる
- 中級編:中継器かメッシュWi-Fiシステムを導入してみる
Wi-FiルーターをWi-Fi 6モデルに変更してみる
Wi-FiルーターをWi-Fi 6モデルに変更するとどうなる?メリット・デメリット
Wi-Fiルーターを選ぶ際に考慮すべきポイントとして最も大切なのは、Wi-Fiルーターの規格と速度です。
Wi-Fi 6 と数字がありますよね。
この数字、そのままWi-Fiの規格を表す数字で、文字通り「Wi-Fi 6」とはWi-Fi第6世代を意味します。
Wi-Fi 6は2019年に出来た通信規格で、IEEE802.11ax規格と言い直すことが出来ます。
2023年2月現在主流であるWi-Fi 5のIEEE802.11acの約1.39倍ほどの送信速度を叩き出す規格。
第4世代時代からだと約16倍ですからね…
つまり、めっちゃ早い通信規格のこと。
めちゃめちゃ凄いですやんと思いますが、Wi-Fi 6にもメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
同時通信するなら断然こっち 同時通信数が4台から8台に 省電力化が優秀 屋内での通信なら世に出ている通信規格の中で一番早い 電波の干渉を受けにくい | いくら早くても有線LANの規格は越えられない ルーターデバイスがWi-Fi 6に対応し、固定回線が最大10Gbpsでないと実力を発揮できない 固定回線10Gbpsのサービスを提供するプロバイダがまだ少ない |
現代は、自分の自宅でもルーター1台に対し
テレビやパソコン・ノートパソコン・スマホ・タブレットと複数台をWi-Fiで繋ぐ家庭が多いと思います。
Wi-Fi 6は同時通信に強く、今まで4台ほどしか繋げなかったのを8台まで同時接続してくれるんです。
この現象を専門用語で「スループット(伝送速度の実測値)が高い」と表現しますが、このスループットの数字が他のWi-Fi速度規格より確かに高いです。
なので、自宅で複数台のデバイスをWi-Fiで繋ぐ家庭にはWi-Fi 6規格のWi-Fiルータがおススメなのです。
Wi-Fi 6対応 おススメWi-Fiルーター
Wi-Fi6対応のルーターを初めて買う人に一番おススメできるのが
エレコムのWRC-X3000GSN。
おすすめポイントはこれ。
- 5GHzの速度2402Mbpsが出る爆速仕様。
- この速度が出るルーター端末の中ではコスパが一番良い。
- 光回線ユーザーのほとんどの人は1Gbpsの契約なのでこの程度の速度が一番最適。
Wi-Fi6対応ルーターで検索すると、
4804Mbps対応という驚異的な速度性能を持つWi-Fiルーターの商品が出てきますが、はっきり言って「初めてWi-Fi6のルーターを買い替える人」にこの速度のルーターはオーバースペックです。
速度は速い方(数字が大きい方)がいいのでは?
と疑問を抱く人もいるとは思いますが、
2000Mbps以上の速度が出る高スペックWi-Fiルーター機器は上のメリット・デメリット表でも書きましたが、10GBbpsの光回線契約をしている場合にのみ実力を発揮します。
ではあなたの家の光回線契約は?
を確認しないといけなくなるのですが、
多くの光回線の契約は1Gbpsのはずです。
これ、なぜ分かるのかというと、
1Gbps以上の契約をするにはオプションで申しこんでいるのが普通だからです。
オプションで申し込むほど回線の契約に詳しければ自分の家の回線数は把握しているはず。
自分の家の光回線の契約数、いくらだったかな…
と思い出せない人は大体通常契約の1GBbpsのはずなので、
2000Mbps以下の速度のWi-Fiルーターがちょうどいい
という結論になります。
ということで、何万円も出して実力を発揮できない高スペックマシンを買うならちょうどよい速度の出る、コスパが最強なエレコムのこのWi-Fiルータが多くの人にとってベスト選択になるはずです。
他のWi-Fi 6対応 おススメWi-Fiルーター
このブログのおススメ機種はわかったので、他に検討機種は無いのか?
という人のために、次点でおススメできるWi-Fi6ルーター機を述べていきます。
うちは光回線5GBbps~10GBbpsだから最速のWi-Fi6ルーターが必要だぜ!という人におススメなのはコレ
多くの人にとって高スペックすぎて必要ないと言った4000Mbps以上の
とんでも速度を出すWi-Fi6ルーターをお探しの人へ。
個人的なおススメを置いておきます。
メッシュWi-Fiシステムを導入してみる
Wi-Fi界隈の間で最近話題になっている「メッシュWi-Fiシステム」をご存じでしょうか?
しくみとしては簡単です。
メインとなるWi-Fiルーターから、建物内に等間隔でルーターを設置して Wi-Fiの届かない場所・空間を無くし、爆速のWi-Fi環境を整える手法のことを言います。
Wi-Fi中継器のようですが中継器とは別物です。
メッシュ=網目の意味。
メッシュWi-Fiの名前の由来のごとく、
Wi-Fiの電波網を網目のように構築するため、
中継器よりもより安定した通信網を作り上げることが出来るシステムです。
このメッシュWi-Fiシステム。
メリット・デメリットについて見てみましょう。
メッシュWi-Fiシステムを導入するとどうなる?メリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
中継器でも届かない電波障害の先の場所にもWi-Fiを届けることが可能 より安定的にWi-Fi網を構築できる 家屋が入り組んでいたり複雑な構造をした建物でWi-Fi網を構築するなら断然おススメ 屋上にもWi-Fiを届けたい人にもおススメ | 端末を複数台用意しなければならず、コストがかかる 複数台のルーターを配置する場所を考えなければならずめんどくさい |
メリット・デメリットを見ると、
メッシュWi-Fiシステムが必要になる人はかなりシーンが限られることがご理解いただけると思います。
おススメ メッシュWi-Fiアイテム
Wi-Fi6とメッシュWi-Fiシステムどちらにすべき?
仕事効率を上げるためのWi-Fi環境改善アイデアを2点述べてきました。
どうです?参考になる内容はありましたか?
最新のWi-Fi規格であるWi-Fi6対応のルーターに変える方法も、
メッシュWi-Fiシステムを構築する方法も、
あなたのWi-Fi環境を良くする具体策なので、
今Wi-Fi環境に悩んでたら是非検討してみてください。
さて、アイデアとして2種類ありますが、どちらの方法を選ぶべきかまた悩みどころ。
個人的には、あなたが住んでいる住環境のフロア数で考えればよいかなと思います。
ワンフロアに住んでいる人はWi-Fi6の手法を、
フロアが分かれている戸建てに住んでいる人はメッシュWi-Fiシステムを。
もちろん、フロアが分かれた住環境に住んでいるけど、
いきなりメッシュWi-Fiシステムはハードルが高いな~と思ったら
Wi-Fi6の最新ルーターに変更してみるところから始めてみてください。
まとめ
以上が、仕事効率を上げるWi-Fi環境改善アイデアでした。
Wi-Fiの通信速度が速くなり、ネット環境が充実すると、とにかく在宅仕事がサクサク進みます。
あなたのワークライフがますます充実することを願っています!
惜しみません!