Microsoftのofficeを個別で購入する場合、買切り版とサブスクどっちがいいのでしょうか?
私は2013年、Microsoftがビジネスモデルを買切り版からサブスク版に移行する時からサブスク版のofficeを個人契約して使っているイチユーザーです。
そんな私が、Microsoftのofficeを検討している人へ、買切りで買うべきかサブスク版を買うべきかの疑問にお答えします。
【結論】Officeは買切り?サブスク?どっち?
結論です。
officeをこれから買うのであれば、断然、サブスク型がおススメです。
買切り?サブスク?どっち?=結論:サブスクでOK。
この結論の大きな理由としましては、サブスク型の方が圧倒的に「できる範囲が広いから」です。
その内容について、Microsoftのoffice製品である買切り型とサブスク型の違いを詳しく見ていきましょう。
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Officeの買切り版サブスク版の違い
そもそもMicrosoftのofficeの買切り版とサブスク版の差は何でしょうか?
大きな違いはここにあると思います。
- Microsoftのofficeの買切り版は一度購入すると永久にそのバージョンを所有・使用することになる
- 一方、サブスク版は定期的な支払いを行うことで常に最新バージョンのofficeを使用することが出来る
お金の違い
まずはofficeの料金プランの違いを比較検討することで、どっちがお得か見てみましょう。
【買切り型】
支払は買切り型の購入時のみ。
現在買える買切り型のパッケージ版は2種類。
- office Home&Business2021 43,980円
- office personal2021 37,700円
【サブスク型】
月額課金型。
現在個人が選べるコースは個人用2種類とビジネス用4種類。
- 個人Microsoft365 Family2,100円/月
- 個人Microsoft365 Personal1,490円/月
- ビジネスMicrosoft365 Business Standard1,560円/月
- ビジネスMicrosoft365 Business Premium2,750円/月
- ビジネスMicrosoft365 App for Business1,030円/月
- ビジネスMicrosoft365 Business Basic750円/月
使えるofficeアプリの違い
次に、それぞれのコースを購入したときに使えるofficeアプリの種類を見てみましょう。
どっちも一緒では?と思うかもしれませんが、これが結構違いがあるのです。
買切り版かサブスク版でこれだけ使えるofficeアプリに違いがありますので、どっちにすべきか迷っている人は参考にしましょう。
【買切り型】
- Word
- Excel
- Outlook
- (PowerPoint)…Home&Business2021
【サブスク型(個人向けのコースの場合)】
- Word
- Excel
- Outlook
- PowerPoint
- Onenote
- クラウドストレージ
【買切り型】
- Word
- Excel
- Outlook
- (PowerPoint)…Home&Business2021
【サブスク型(ビジネス向けのコースの場合)】
- Word
- Excel
- Outlook
- PowerPoint
- Onenote
- クラウドストレージ
- Access
- Team
- Sharepoint
- その他BI系アプリ
office買切り版とサブスク型の大きな違いは、値段というよりここだと思います。
ずばり、「使えるオフィスアプリ」の種類です。
サブスク版の方が圧倒的に多くのofficeアプリを使うことができます。
さらに、サブスク版は個人向け・ビジネス向けの違いによって、使えるアプリも異なりますので、自分が使いたい(例えばAccessは絶対欲しいと思っている人とか)アプリがある場合、使えるコースに申し込んだ方がよいです。
さらに使えるアプリの詳細が知りたい方はこちらから確認してください。
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アプリのバージョンの違い
【買切り型】
2021年モデルのofficeでバージョンは止まっている。最新バージョンのofficeを使いたくても買切り版は2021年以上のバージョンが出ていない。
【サブスク型】
最新型のofficeを使用することが出来る。
新機能やセキュリティなどのアップデートが自動的に供給されるため、都度更新しさえすればいい。
その他の違い
【買切り型】
- 使えるのは2デバイスまで。
- プロダクトキーが紙に書かれて付与される。
(失くしたら再発行はできない)
【サブスク型】
- 1ライセンス5デバイスまで使える。
- Microsoftのアカウントは独自で取得し管理する。
- クラウドが付与されるため、複数デバイスで管理するofficeファイルが全デバイスに同期される。つまり、変更を加えたら別端末でファイルを開いても編集されている。
特筆すべき部分は、Microsoftのofficeの買切り型と比べてサブスク型はMicrosoftのアカウントでログインされた複数デバイスのどのデバイスで編集しても、全デバイスに自動同期してくれる点です。
例えば、あなたが自宅のパソコンで編集したエクセル表。
外出の時にデータのミスに気づきました。
パソコンは持っていません。
こんな状況でも、officeのサブスク型なら、スマートフォンで編集し保存した内容が反映できます。
この複数デバイス同期が買切り型のofficeを買ってしまった場合、出来ません。
これは仕事をする上でかなりのハンデになり得ます。
以上の理由から、私はMicrosoftのofficeを購入するのであれば、サブスク型をおススメします。
サブスク型の中でも、個人向け・ビジネス向けどのコースを申し込むべきか迷っているのなら、無難にビジネス①Office 365 サービス
このコースがおススメです。
ビジネスマンに必要なofficeアプリが網羅されていますので、Microsoftのoffice初心者にもおススメできます。
がっつりビジネスをする気で、セキュリティに気を使いたいならその上位交換であるビジネス②Office 365 サービス
Sharepointは使わないという方は、Office 365 サービス
その他、Office 365 サービス
Officeの買切り版とサブスク版はどこで買う?
【買切り方】
- 家電量販店で買う
- アマゾン等のECサイトで買う
買切り版はライセンスコードを購入するスタイルなので、家電量販店・アマゾンなどのECサイトで購入することができます。
アマゾンで検索すると若干値段が下がっているライセンスが売っておりお得に見えますが、ライセンス期間が1年と限定されているものも見かけるので購入するときは注意しましょう。
まとめ
以上、Microsoftのofficeを個別で買うなら、買切り版かサブスク版かどっちがいいのか?という問いへの解説比較検討記事でした。
Microsoftは基本的にサブスクユーザーを増やしたい方向性へ舵を切っていますので、買切り版はofficeアップデートがされず、最新版のofficeを使いたい人には向きません。
月額料金が課されることに抵抗がある人にはサブスク型は向かないかもしれませんが、いつでも好きなタイミングで切ることができるのもサブスク版の良いところ。
あなたの人生の中でofficeが必要な時に契約して、必要がなくなったら解約して様子を見る…
そんな使い方もできますので、気になる人はぜひ検討してみてくださいね。